二人入居とルームシェア。賃貸契約上に違いがあるのかを解説します
二人入居の場合は、同一世帯として賃貸借契約を締結します。
この時、二人のうちのどちらかが代表となって契約者となり、片方は同居人という扱いになります。
ルームシェアの場合は、二人入居と違って入居するそれぞれが契約当事者となることが多いです。
ただし、ルームシェアであってもだれかが代表となって契約を結ぶ方式もないわけではないので、賃貸借契約上の違いが必ずしも生じないケースもあります。
代表者が契約をする場合であれば、いずれの場合も代表者が家賃を支払う形になっています。
ルームシェアで代表者が契約する場合でも、内部的な取り決めで家賃の負担分は決めることになるでしょう。
しかし、大矢との関係でいえばその内部的な取り決めは関係ないこととなり、契約者である代表者がすべての賃料を負担する形式となります。
それぞれが世帯主として契約する場合は、負担分はそれぞれが負うこととなっている割合です。
しかし、一人でも支払わない人がいれば滞納となるので注意が必要です。
このように、ルームシェアと二人入居では、賃貸借契約上に違いがある場合もあれば、そうではない場合もあります。
そのため、契約条件をしっかり確認する必要があるでしょう。