同棲カップルが住民票を移す時の注意点について解説します
結婚して生活の拠点を新居に移す場合には、住民票を新たな居住地に変更しないと様々な問題を生じることになります。
重要な知らせが届かなかったり、また法律上も新たな住居が決まってから14日以内に届け出をすることが義務付けられているため、様々なトラブルが発生することも少なくありません。
しかし、同棲の場合にはその状況に応じて、住民票を移した方が良い場合とそうでない場合があることを意識することが必要です。
同棲を始めた場合でも、毎日の様に実家に帰る場合には、生活の拠点が完全に新居に移っているとは言えない場合があります。
この場合に住民票を新居に移してしまうと、大切な情報が実家に届かずに問題を生じてしまうと言うことも少なくありません。
また、同棲は結婚までのお試し期間と言う考え方で言えば、その場所に長く生活することが確約されていない状況でもあり、急に実家に戻ると言う可能性も非常に多いものです。
このような場合には住民票を移してしまうと再度移し直さなければいけなくなり、非常に手間がかかることになります。
また新たなトラブルが発生してしまう恐れもあるため、このような場合には移さない方が良いと考えられます。
一般的には同棲を始めてもしばらくは住民票を移さないほうが良いと言う場合が多く、あくまでも結婚をして新居を構えてからの方が望ましいと考えられる面が少なくありません。